過去の記録

2007年12月7日 魚津の思い出 荒武恵美子
  私は今回、蜃気楼で有名な富山県魚津市での新川ムジーク・フラウエン様主催の「日本の和を楽しむ集い」に参加しました。 これまでの公演と違い、ホテルでのディナーショーでの公演は私の記憶にある限りでは、初めてのことでした。 昼過ぎ会場に着き、主催者・出演者・スタッフそしてホテル側の係りの方との顔合わせをして舞台つくり開始、それぞれの担当の方が、皆気持ち良く対応してくださいました。準備が順調に進み、リハーサルが始まりました。

出演の城谷小夜子さん、藤舎悦芳さん、小林 雄さんの3人はこの公演が初共演でしたが、息もぴったり合ってリハーサルも予定通り終了し、開演までの間に軽食をいただいて休憩し、本番を待ちました。

いよいよ開演です。客席が真っ暗な中、スポットライトで照らされた私は、正直まぶしかったです。手元ライトで台本を見る事が出来たので助かりました。

第1部は鼓演奏で 「日本の四季」 藤舎悦芳さんの、のびのある力強い声と鼓の音が格調高く響きました。 続いて朗読 「待つ女」 朗読といっても単に本を読むのではなく、城谷小夜子さんの一人語り芝居で、近松門左衛門作品の一人芝居とはまた違った魅力の短編作品になっていました。小林 雄さんのマリンバは真綿で包まれたような優しい心地よい音色でした。

15分の休憩の後、第2部は新作浄瑠璃 「若竹物語」 です。初共演の3人の熱演に客席の皆が惹きこまれていきました。太棹三味線や鼓の演奏は初めてという方も多かったようで、「感激で涙がでてきました」と感想を話されていました。

小夜子さんは一人で何役もこなし、太棹三味線も弾いて凄いと思っていましたが、今回司会を担当してその大変な事と凄いことを改めて実感しました。私も司会を無事終えてホッとしました。終演後、主催者関係の方々との交流会では地元日本海の新鮮な海の幸をたっぷりと味わうことが出来て本当に幸せでした。 今回の魚津公演でもまた、人々のおもてなしと心の温かさを教えていただきました。ありがとうございました。
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