過去の記録

2008年10月7日〜18日「賢女の手習并新暦」
千葉工業大学の学生の感想文
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賢女の手習並新暦を観て
青柳 奈央子
今回、このような劇を観るのは初めてのことでした。自分にとって今まで敷居の高い存在だったのですが舞台や演者さんとの距離も近く私たちでも楽しめるものだということを知りました。
1人でお芝居をしているにも関らず、声やしぐさで本当に何人もの人がいるかのようでした。上演後、城谷さんにお会いし、声を変えているのではなくその人になりきるんだとおっしゃっていたのが印象的でした。このような機会があれば是非また鑑賞したいと思います。日本人としてこのような文化を誇りに思い、もっと触れていきたいと思います。
城谷小夜子さんへ。
石関 明恵
先日、「賢女の手習并新暦」を鑑賞させて頂きました。
このような、一人の方が十二役も演じられる劇というのは初めてで大変感動しました。

私は友人に連れられて劇団四季を何度か観させて頂いて驚いていたのですが、そんな自分がまだまだであることが分かりました。
何人もの役者さんが出て来て歌ったり、踊ったりすることも大作ですが、一人の役者さんが十二役も演じ分けるインパクトは今まで味わったことがありませんでした。

実方が瑠璃姫に一目惚れするところはとても、とても衝撃的でした。
不意な出逢いや、心を奪われる様は古典でありながら新鮮でした。
しかし、そこからの急展開は目を見張るものがあり次第に物語に引き込まれました。

始めは舞台を舞台としか観ていなかったのですが、物語が進むにつれ舞台が情景に変わって奥深い作品でした。

お花、喜んで頂けて良かったです。

ありがとうございました。
賢女の手習並新暦の感想
植木 美朱
あのような公演を観るのは、今回が初めてでした。
なかなか、自分から興味を持つ分野ではないので、今回はとても良い機会だったと思います。
観るまでは、正直、内容も難しくて理解できないのでは…と思っていましたが、公演が始まるとあの独特な雰囲気に引き込まれていました。
ところどころ、わからない言葉などもありましたが、全体としての話は理解できました。
ひとりで十二役というものがどういうものなのか?と思いましたが、あんなにも役を演じ分けられるものなんだと関心しました。
顔の表情、体の動き、音などから、馬や周りの背景など、そこに無いはずのものがまるであるかのように感じさせられました。
こちら側も情景などを想像しながら観るという面白さもあり、とても楽しめました。
「賢女の手習并新暦」を見て。
金井 盛兼
今回のような劇を見るのは初めてなので、自分がいろいろ言うのはどうかと思いますが…。
とっても感動しました。新鮮で衝撃的で、目が離せなくなりました。
舞台のセットがシンプルなのに城谷さんの演技は複雑で、情熱的でした。
そして、劇の終了後にお会いした城谷さんの人柄に驚きました。
気さくで、笑顔が素敵で、花が似合ってました。
「素敵な人だな」と本当に思いました。

ありがとうございました。
賢女の手習并新暦の感想
川東 進
一人芝居を拝見する前は一人で何役も表現をするなんて本当にできるのだろうか?などと失礼なことを思っていました。しかし、実際に拝見させて頂き、驚かされました。男と女の区別や性格の区別の表現など、まるで違うキャラになりきっていて素晴らしいと感じることが出来ました。
言葉は少し難しかったですが、内容は伝わってきました。近松門左衛門の存疑作の内容を大学で読んで行きましたが、表現等が難しく、理解出来ない部分が所々存在しました。しかし、一人芝居を拝見することで、その謎がわかりました。
音楽との合わせ方も盛り上げるところは盛り上げたりと、とてもよかったです。ありがとうございました。
賢女の手習並新暦を鑑賞して
木村 智美
日本に生まれながら、日本のシェイクスピアと呼ばれる近松門左衛門の作品を知らないというのはもったいないし恥ずかしい事です。しかし、昔の言葉で書かれたものを読み理解するのは私にとって簡単ではなく、つい敬遠しがちになってしまっています。
今回、一人芝居という形で浄瑠璃や歌に合わせた舞台を鑑賞することができ、その世界観を肌で感じることができました。ところどころ分からない言葉があっても舞台全体の雰囲気からその意味が理解でき、困ることはありませんでした。逆に独特の世界観に引き込まれていき、実方を敵と思いながらもかばう瑠璃姫の女として、娘としての複雑な気持ちに共感せずにはいられませんでした。
なかなか自分からこのような観劇に行く事はないので、今回このような機会を与えてくださった城谷さん初めとする和の輪の皆さん、篠田先生に心から感謝いたします。
これからもすばらしい舞台を楽しみにしています。ありがとうございました。
賢女の手習并新暦を鑑賞して
国井 和博
私は近松門左衛門の存疑作である作品「賢女の手習并新暦」を初めて鑑賞しました。一言で表すなら「驚き」でした。私は日本文化である一人芝居を観たことがなかったので、正直、見る前は意味が解るのか不安でした。しかし、開演すると同時に客席の脇から「ちりん」と音を流しながら登場した方達を見て、今まで見てきた普通の芝居とは全く異なった雰囲気に圧倒されました。しばらく観ていると、私はその独特の世界に引き込まれていました。台詞の一つ一つは理解できなかったものの、城谷さんの表情や動作、前後の話を見て「今のことは、こういうことを言っていたのか。」と物語を理解することもできました。一人、12役とのことでしたが、声色などそれぞれに違いがあり、困ることもなかったです。効果音も普通の芝居とは違い、音そのものを似せる訳ではなく、リズムや音の大きさでその場の効果音にすることで迫力が増していました。

日本の文化である、一人芝居はやはり西洋の芝居とはかなり違うものだと感じました。西洋の芝居のように複数の役者を見て、それをそのまま受け入れるのではなく、観客の一人一人が城谷さんの演技を見て一人一人違った瑠璃姫や実方など頭の中で想像して芝居を見ていたと思います。小道具も効果音も極力少なく、一人一人の想像の中で独自の世界を繰り広げられるのは日本文化の象徴だと思います。考えてみると日本人は想像するのが好きな文化かもしれません。俳句など短い言葉に詩を表わすのも、作者が思ったことをそのまま受け入れるのではなく、短い言葉だからこそ、書ききれなかった言葉を独自に考え、その情景や感情を想像することができる道を残しているではないかと思います。日本独自の「座禅」という文化も、考えを一旦やめて無心になって頭をリセットするために作られたのではないかと想像してしまいます。

今回このお芝居を観ることができたことで、日本の文化を肌で感じることができ、日本の文化に興味に持ち、また日本の文化を好きになることができました。貴重なひと時を与えて下さり、ありがとうございました。
近松門左衛門 感想
桑野 志保
大学生の私にとって、このような公演を観ることはとても少ないです。そのため、今回はとても貴重な体験をさせていただきました。
近松門左衛門について名前のみ知っているという程度で、言葉遣いも難しいのでは ないかと思っていましたが、すぐに城谷さんの演技に引き込まれ、シンプルな舞台が様々な表情に変わっていきました。
とても楽しく舞台を拝見させていただきました。ありがとうございました。
「賢女の手習い並びに新暦」の感想
佐々木 一洋
本日は素晴らしい公演を上演してくださり、有り難うございました。城谷さんの演技力には大変感動致しました。一つ一つの役を細かく演じており、まるでその人物全員に魂が宿っているかのようでした。そして、不思議で別世界にタイムスリップしたような一時間半でした。
普段生活している中で私は、学校にアルバイト、サークルにと何気なく生活していました。しかし今回、篠田先生のご好意のもと、「演劇」という普段のかけ離れた日々にこれはものすごく刺激的でした。これも何かのご縁だと思います。この奇跡に感謝したいと思います。
正直私は、独特の日本語の使いまわし、その時代の語句や単語の意味など、理解不足なところもありましたが、反対に理解しようと演技に夢中で、気がついたらお芝居に集中していました。そして、なによりすごい、と思ったのが、一日一回の公演ではなく二回もやる体力がすごい!と思ってしまいました。普通でしたら一時間半一回の公演に集中してやるだけでも相当な体力を使うのに、城谷さんは心の部分でも本当に精神的に強いのだと感じ、たくましいと純粋に思いました。私も城谷さんのように強い気持ちを持ち、21歳という若さで体力だけは誰にも負けたくないので城谷さんに負けないで頑張ります。
このお芝居をみて、肌で感じ、一時間半で本当に大切だなと思ったことは、準備と努力です。ただ目的も無くなんとなくやっていたら人に感動さえも与えることはできなかったでしょうし、中途半端な気持ちでやっていたら中途半端な結果で終わります。あれだけの完成度で、あれだけ素晴らしい作品にするには、きっと同じメンバーの方といろいろ話し合いをし、コミュニケーションをとってきたからだろうな、と思います。そして当日までに、何回も何回も練習を積み重ねてきたのだと思います。お芝居をされている城谷さんは声量・強弱・間・一人芝居・堂々とした立ち振る舞い、どれも素晴らしかったです。終わった後に撮った記念撮影の風景が今でも心の思い出に残っています。
私は、このお芝居を見て、ただよかったと思うのではなく、こういう素晴らしいものがあるのだと周りの人、家族や友達に伝えていきたいと思います。特に若い人へこのことを伝承していきたいと思います。
本日は本当に有り難うございました。
賢女の手習並びに新暦を見て
三代 友樹
今回は貴重なご公演をしてくださり、有難うございました。
女優さんというだけあって、実際にお会いすると本当にお綺麗な方でした。途中でうたわれる歌声も、安定感のある迫力のあるお声で、お声もよく通り、体に響いてきました。
また、舞台上で演奏される楽器も、とっても不思議な音色のものもあって、しかもどれも自然の音色で、心癒される音でした。そしてその音楽が、とても効果的に舞台に使われていました。
一人で12役も演じており、幻想的に彩られた舞台で城谷さんは本当に迫力の演技を披露していただき、大変感動致しました。
本当に有難うございました。
「賢女の手習并新暦」を観た感想
山中 美幸
今回この様な文学作品を鑑賞することができて、本当に感謝と感激をしています。
特に印象に残ったことは、城谷さんがお一人で男性役も女性役もこなしていたことです。また、この膨大な脚本に書いてある内容をすべて暗記していることも驚かされました。
お芝居を観ているうちに、どんどんお話の世界に引き込まれていきました。始めのシーンで、二人の女性の方が、三昧琴の音色と余韻を鳴らしながら歩いてくる始まりは鳥肌が立つほどこれから何が始まるのかと、ワクワクしました。
瑠璃姫と、実方との恋の物語も情緒あふれるやりとりでした。日本人の昔の恋愛も駆け引きが、大変だったとも感じました。実方が安国を切り敵を討つ時は、自分自身もやっと役目を果たしたかと、肩の荷が下りる気持ちでした。
このように、日本文学を改めて拝見して勉強になることがたくさんありました。日本人である以上、日本のことを知らないとなると恥であるし、駄目だなと再確認いたしました。
今後のご活躍も応援しています。ありがとうございました。
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