過去の記録

第66回全国舞踊コンクール決勝出場決定 日時:2009年4月16日(木) 午後4時開演 場所:目黒パーシモン
  「現代舞踊コンクール「創作部門」で優勝しました」
第66回全国舞踊コンクール決勝出場決定
4月16日(木)に第66回全国舞踊コンクール決勝がおこなわれるが、
城谷小夜子が、「さらされた部屋」(創作:山口華子 出演:斉藤友美恵 檜山和久 城谷小夜子) で決勝に出場する。
城谷小夜子は、本間祥公(よしき)ダンスバレーアカデミーでレッスンしているが、本間先生の一人娘の新進気鋭の創作ダンサーである山口華子さんに、出演を依頼された。 青天の霹靂のようなおはなしに、躊躇したが、「お手伝いできるなら」とコンクールへの参加出場を決意した。
3月35日に予選会が行われ、40組の出場参加のうち、今年は12組が決戦に進むことになった。
歴史ある東京新聞主催のこのコンクールから、毎年優秀なバレーダンサーが育ち、日本の創作舞踊のレベルを上げている。
どうぞぜひとも、現代舞踊家のバレーダンスをご覧ください。
第66回全国舞踊コンクール決勝出場
【決戦大会日時】 2009年4月16日(木) 午後4時開演
(12組 審査発表・表彰状授与を入れて約2時間)
【場所】 目黒パーシモン
(東横線「都立大学駅」北口から徒歩7分)
アクセスはこちら
【参加方法】 入場無料。
どなたでもお入りいただけます。
お申込みは不要です。当日会場においで下さい。

大会のくわしい情報はこちら
http://www.tokyo-np.co.jp/event/buyou/

【山口華子さんのブログ】
http://hanagedance.blog64.fc2.com/

【本間祥公先生について】
http://www.kk-video.co.jp/sakuhin/modern/honmayoshiki.html
http://www.chacott-jp.com/magazine/around/tokyo_72_3.html


作品について
  創作者は山口華子。
「さらされた部屋」は、森鴎外の「妄想」という小説の一部分を新創作舞踊として発展させたもので、 この部屋は、一人の女の心の中を表している。
女には夫がいるが、二人はすでに倦怠期に入っている。
心の中にもう一人の自分がいることに気づいていない。

一人の女の二つの面。
一つは表向きの肩書の自分「妻であり社会人であり・・・」。

もう一つは、こころの奥底にいる自分という女。
表の自分が、奥底の自分の存在に気づいたとき、表の自分は、奥底の自分を否定し、 表の自分として愛憎の日常生活を生きようと帰っていく。
しかし、こころの扉はひらかれようとしていく・・・・。

表の顔、それは偽りであるかもしれないし、人間は偽りであっても、 安定した安全な自分の居場所(ソファー)があってもいいのではないか・・・ しかし、最後に、自分の心が開き、そこから何かが始まる予感に満ちて・・・・幕が下りる。


私が感じた創作者・山口華子の意図するもの
  すべての人には、人間の心の中に潜む本当の自分がいて、ほとんどの人は、忙しさにかまけて、自分自身と対話することはない。

「自分自身が生きる」ということは一体どういうことなのか。

多くの人は、心の中に本当の自分がいるが、自分自身の存在から目をそむけているのではないか。
そして、自分の心の中に何が潜んでいるのか、そのことを知ったとき、本当の自分の人生を生きることができるのではないか、 と、山口華子さんは感じているのではないかと思う。
若いながらも真摯に人間を見つめる山口華子さんの、非凡さを強く感じた作品となった。
山口華子さんが、常に考えている「愛憎と生死」。
今回は、長年共にレッスンしている斉藤友美恵(ゆみえ)さんを「妻役を演じ続ける女」に抜擢、 私こと、城谷小夜子を「素裸のもう一人の女」。

そして、檜山和久さんという、若い才能あふれるバレーダンサーを「夫」に抜擢。

人は、本当の自分と向き合うことをしないまま、時間に流されて生きているのだな、と感じた。
私自身、心の中に潜む聖なるもの、邪悪なるもの、ずるいもの、嫉妬、苦しみと、聖なるもの、喜び、誠実、希望、共鳴など、 二つの対立するものは実は同じものであることを、この作品にかかわりながら考え続けている。


私からのメッセージ
  稽古に稽古を重ねてきた。

4月16日の決勝大会に向けて、もっと人間のこころの奥の襞を丁寧に細心に表現し、観客に自分に気づいてもらうきっかけとなればと思っている。

舞台芸術は一期一会。
本選に残った今を生きているダンサーたちの情熱的な創作舞踊をぜひご覧いただき、 人間の肉体のもつ美しさとエネルギーを自分の中に取り込み元気になっていただきたいと思います。

私自身、一生にただ一度の「コンクール」に出場という僥倖的なチャンスを頂き、興奮しています。

バレーダンサーたちの、毎日の厳しくストイックな訓練をまじかに見て、気も心も引き締まります。

山口華子さんが、私に要求していることを、決選当日100%表現できたら、と思っています。
期待にこたえられるよう、当日まで稽古します。


「去らされた部屋」のセリフを一部紹介
  “ん、だ。。。

何を考えているのかわからない。

何を考えているのかわからない。

ところどころに残っている水たまりを さけるように歩いている。

この部屋は人のものをいう声も 犬のなく声も聞こえない。

私は時間ということを考える。

生ということを考える。

死ということを考える。

死というものは、生というものを考えずには考えられない。

・・・・・・“

(と続いていきます。創作ダンスの時間は6分制限)

問い合わせは、和の輪まで(info@wanowa.org)ご連絡ください。
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